「超」小ロットの小麦粉 製粉工場を活用しませんか?
ベーカリスタの製粉ロットは最小30kg!わずかな原料で製粉が可能です。
小麦生産者さまへ
この度はベーカリスタのホームページをご覧いただきありがとうございます。
ベーカリスタは北海道室蘭市に日本最小の製粉工場を持っています。この小規模の製粉工場で製粉する小麦粉は一般的な「真っ白」な小麦粉ではなく、栄養価の高い茶色い小麦粉を製造しています。
大規模化が進む製粉業界において、ベーカリスタは小規模の「クラフト小麦粉」の製粉工場というポジションをとっています。
また、当社は2006年より本格的にEC事業に参入し、北海道産小麦粉のインターネット上での販売に強みを持つ会社です。北海道の最北端から、沖縄県の一番西の島まで全国各地の家庭でパン作りをされる方、またベーカリー様にご利用いただいています。現在でも3000店舗のベーカリーがあり、生産者・ユーザー双方と繋がれることが強みとなっています。
自社農場の小麦粉は困難でした(これまでの小ロット製粉の課題)
①委託製粉
さて、小麦粉を製粉しようと思えば、これまでも様々な会社で委託製粉にて加工することができました。しかし、そこには委託製粉であるが故に販売は生産者が担う必要がありました。年間の数量を消費するだけのユーザーを冬の間に営業に行き獲得して、売り上げを作っていくというのはなかなか困難です。また賞味期限の問題もあり、年に1度の製粉では通年提供は困難で、最低でも年に3回程度の製粉が必要になります。
②受注出荷体制を通年で維持する
また、自社で小麦粉を販売するということは自社内で在庫管理や受発注管理、問い合わせやクレームの対応を行う必要があります。しかしこれは本業の農業の業務の片手間でやるにはあまりに業務負担が多く、生産者にとって自社小麦を使用した製品の継続販売は困難でした。
ベーカリスタの製粉事業
ベーカリスタの製粉事業では、原料小麦を買い取りします。ですので、生産者側としては、年に一度の原料の取引で完了することがメリットです。
インターネットを通して販売していきますので、SNS上で自社農場の宣伝に使用することもできますし、ユーザー(ベーカリー)さんとの直接のコミュニケーションをとることもできます。
当社で製粉した小麦粉を生産者さん専用の価格で買い戻すことも可能です。例えば、買い戻して自社の直売所で販売する、ECで販売することもできます。
さらにご希望があれば、商品は当社からユーザーさんへ直送し、請求書は当社から生産者さんに送付することも可能です。
このように貴社の条件に合わせた、物流・商流の組み立てが可能です。
シングルオリジン
ベーカリスタではシングルオリジン小麦を推進しています。シングルオリジンとはコーヒーの業界ではすでに一般的になりましたが、産地だけでなく、生産者、品種まで特定できる原料を使用した小麦粉です。ご存知の通り、現在日本の小麦粉の流通では単一農家のシングルオリジン小麦を実現することはできません。ベーカリスタは生産者とベーカリーを直接繋げてシングルオリジン小麦粉を実現します。
クラフト小麦粉 極小ロット(30kg/1LOT)の製粉工場
ベーカリスタの大きな特徴に、極小ロット製粉があります。30kgを1LOTとすることによって、原料の全体量が少なくても、年間を通して常にフレッシュな小麦粉を提供し続けることができます。また、ベーカリスタの強力粉は真っ白ではなく少しだけ茶色の色がついています。これは、小麦の外皮部分(フスマ)を完全に取り除かずに、小麦と同じくらいの粒子に粉砕されたフスマは残しているためです。これによって、強力粉の使いやすさはそのままに、全粒粉のような風味を楽しめます。また、近年「まっ白い小麦粉」を避ける消費者が増えていることもあり、この茶色い強力粉はこれからの時代の消費者のニーズにマッチします。
- 自社の小麦粉でパンを作りたい。
- ユーザー(シェフ)と小麦を通して繋がりたい。
- 自社の農場の小麦粉やパンを、ふるさと納税返礼品として提供したい。
- 自分たちの農業へのこだわりを理解してくれる人に食べてもらいたい。
ぜひ一度詳しいお話をさせてください。30kg程度原料がありましたら、サンプル製粉も可能です。お気軽にご相談ください。
お問い合わせは以下のフォームから
オーガニック・特別栽培の考え方
ベーカリスタの製粉工場では、有機認証を取得しておりません。
私たちは、有機認証というのは「そもそもその製品が有機的に管理されていることを証明する事」が本質と考えています。当社のシングルオリジン製粉工場は原料の管理、精麦・製粉において、全てシステムによる厳格なロット管理を実施している事と、ユーザーは生産者がそもそもどんな考えてどのような農業をしているかを理解し購入いただけるものと考えております。その生産者とユーザーのつながりがあれば有機認証は不要と考えています。
将来的に認証を取る可能性はありますが、有機認証取得・運用のための労力、コストは最終的にユーザー様の負担となることから現状は有機認証の取得は予定しておりません。この点はご了承ください。
ただし、社内の別工場で有機小麦粉の小分け認証は取得しています。これは、生産者が誰かを明示しない商品ですので、認証が必要と考えて取得しております。