「石臼パンケーキミックス開発」が室蘭民報に掲載

NEWS RELEASE

味わい深く高い栄養価

石臼パンケーキミックスを開発

道産小麦卸、販売のベーカリスタ(室蘭市母恋南町、楠本幸貴代表取締役)は、全粒粉を石臼でひいたパンケーキミックスを開発した。胚芽を含むことで豊富な栄養分をそのまま楽しめる仕上がりとなった。現在、PRの一環としてクラウドファンディングを展開しているほか、25日に東京で開催された食のイベントで来場者に配布し首都圏で発信した。

十勝産小麦

同社は、小麦生産者と消費者をつなぎ、顔の見える関係性構築に注力。小規模生産、小ロットへの対応も可能で、昔ながらの石臼製粉技術と最新知識、機器を融合させたクラフト小麦の取り扱いを進めている。
全粒粉のパンケーキミックスは、十勝とやま農場(帯広市)の「きたほなみ」を使用。サンプルや焼き上がり商品の提供などを進めて、半年ほどかけて商品化に道筋をつけた。
現在、クラウドファンディングサイト「Makuake(まくあけ)」で11月15日まで取り扱い中。すでに目標金額は達成しているが、「金額ではなく、商品を知ってもらうことが目的」という。12月以降は室蘭、伊達市内の道の駅や、同社ECサイトで販売する計画。

東京でPR

また、都内で行われた「SKS JAPAN 2025-Global Foodtech Summit-Ⅰ」に参加。25日には楠本代表取締役が登壇。同社の取り組みを発信し、サンプルを配布した。
同社は「味わい深い仕上がりになった。甘すぎないことで、従来のスイーツ系に加えてベーコンや卵のトッピングといった食事系の食べ方も提案できる。今後はインフルエンサーとタイアップしたレシピ提供なども進めたい」としている。

(石川)昌希)

2025.10.27 室蘭民報

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